冬凍みて 光の変わる その瞬間

何かは、時間をかけて降り積もるものだけど、
何かが変わる瞬間は、本当に一瞬。
まるで朝日が差し込むときのように、
裏に満ち満ちたものが大きければ大きいほど、
一転という言葉がふさわしいほどすべてが変わる。
同じ景色を見ているのに、
光一つでこれだけ違うのかというほど。

いつか経験したあの一瞬の裏には、
どんな時間の積み重ねがあったのだろう。
今という時間は、なにかの一瞬に繋がるのだろうか。