さよならの 涙の後の 春温し

食事も喉を通らないなんて、
そんな思いをするのは久しぶりだった。
寝ても寝てもあなたの夢を見るなんて、
そんなの初めてだった。

一生の友人にはげまされて、
何も食べられないまま外に出て、
小さなベンチに座ったら暖かくて、
昨日と違う私がいた。