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吟行恋句

~斎藤牧子の恋する写真俳句

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うず巻きの 幾度回せば 夏の午後

会津若松の午後は暑くて、
一歩進む毎に汗が吹き出る。
それを押して、さざえ堂に行った。
行こうが返そうが、
出会うことのない渦巻き。

人生の方向は、
一方にのみ進むのだと、
江戸中期の人々が考えたからだろうか。 

2013年8月15日 斎藤牧子 写真俳句

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